「法大市民監視団」に結集し、警察を止めましょう。
4月24日、法政大学集会での人権監視行動の呼びかけ
法大市民監視団団長 矢部史郎
90年代末にはじまる法政大学の再開発は、校舎の建て替えにとどまらず、大学運営のあり方を根底から書き換える大きな変化をもたらしてきました。ここ 数年、法政大学当局は警察機関と協力関係を築きながら、学生の自主活動を圧迫しつづけています。立て看板の規制に端を発して、自主活動団体の権利剥奪、学内集会の禁止、監視カメラと有刺鉄線の設置、退学・停学処分の濫用、学内への警官導入による大量逮捕などが行われてきました。学生たちは学内における表現と集会の自由をもとめて活動してきましたが、これまでに5名の学生が退学処分によって排除され、のべ88名の学生が逮捕されています。当局に抗議した学生たちは、警察に引き渡され、学籍を奪われ、各々が手にするべき学業の途を絶たれた状態にあります。そうして学生の自主活動団体である「文化連盟」は、跡形もなく潰されようとしているのです。
法政大学による人権蹂躙は、ひとつの私立大学の問題にとどまりません。一般に新自由主義政策の下での大学「改革」は、企業活動と警察活動の便益のために、歴史に培われた豊かさを侵すものです。大学の知性は、その基礎的な条件である言論の自由すら解体され、学生たちの無能や無力感は、学生たち自身の問題としてその責任を転嫁されてしまうのです。現在の学生は、富も権利も知性も尊厳も、なにもかも奪われようとしています。学生を力づけるべき大学は、その社会的な使命に反して、学生を無力化させる場所になろうとしているのです。
私は法政大学となんの関係もありませんし、法大学生運動の一画を占める「全学連」(中核派)の諸君とは意見を異にする者です。しかしそのうえで、私は、法大生の活動を支援したいと考えています。なぜなら大学は学生の活動を最大限に保障する聖域であるべきだと考えるからです。法大当局による学生への弾圧は、当該学生がナニ派に属していようと、許されるものではありません。大学は聖域であり、学生の自由と自治は最大限に尊重されるべきです。大学当局が私企業と警察の論理に占有され、学生を弾圧するのならば、私たち市民がこれを止めなくてはなりません。
来る4月24日、法政大学「文化連盟」の学生たちは、キャンパスでの集会を計画しています。わずかな数の学生たちに対して、法大職員と警備公安警察あわせて数百名が彼らを包囲することになるでしょう。
私は学生たちのために多くのことはしてやれないけれども、キャンパスへの警察導入だけは体を張って止めたいと思います。なにがどうであれ、警察が学生を逮捕することだけは止めたいと思うのです。
この意見に同意できる諸兄諸姉は、ともに「法大市民監視団」に結集し、警察を止めましょう。主義主張は違っても、大学という聖域を護持するという一点において結集し、あらたな闘いをつくりだしましょう。多くの方々の参加を呼びかけます。