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<独占インタビュー 1>統一OB会の中心人物、中川文人氏に聞く 聞き手:詩人・さるやまさるぞう

法政大学では何が起きているのか(その1)

さるやまさるぞう(以下、さる) 法政大学のみなさん、全国の革命家のみなさん、こんにちは。統一OB会の中川さんの会社で仕事をしております、詩人のさるやまさるぞうです。
私は法政大学とは何の関係もありませんが、言論を生業とするものとして今回の言論弾圧事件には無関心ではいられません。
というわけで、3月からずっと気にかけてきたのですが、この事件、いまひとつ理解できないところがあります。
学生をバンバン警察に売り渡す大学もわけがわかりませんが、逮捕、退学覚悟で立て看を出し続ける学生もわけがわからん、というのが私の正直なところで、この事件には実はもっと深い何かがあるんじゃないかと睨んでいるのですが、そのへんのところを統一OB会の中心人物である中川文人さんに聞いてみたいと思います。中川さん、どうぞよろしくお願いします。

●崖っぷちからの発言!

中川文人(以下、中川) インタビューはいいんだけど、これ、どこかの雑誌に載るの?
さる いや、統一OB会のブログに載せてもらう予定です。
中川 自分の団体の媒体からインタビューされるっていうのも変な話だな。
さる そんなことないですよ。「しんぶん赤旗」にも不破哲三先生のインタビューがよく載っていますから。
中川 ああいうのって面白くないじゃん。いかにもって感じでさ。
さる 中川さんが立場をわきまえずにべらべらやってくれれば、ああいうのにはなりませんよ。面白くなるかならないかは中川さん次第です。
中川 なるほど。
さる 中川さん、立場をわきまえないの、得意でしょう。大丈夫ですよ。
中川 まあ、たしかに暴言、失言、問題発言は得意だ。
さる 読者が求めているのは真実と本音。ズバっとお願いしますよ。
中川 でもなあ。
さる でも、なんですか?
中川 これ、「言論弾圧はいけない」って運動だから、内容に問題があったとしても掲載拒否なんてできないわけだろう。
さる そりゃ、そうですよ。
中川 それにこれ、「退学処分はいけない」って運動だから、内容が気に食わなかったとしても「おまえなんかもう事務所に来るな。荷物まとめて出てけー」とはいえないわけだよな。
さる あたりまえです。
中川 不利じゃん。
さる いいんですよ、それで。読者はそういう崖っぷちからの発言を求めているんですから。すべては読者のためです。
中川 すべては読者のためか。おれ、その言葉に弱いんだよな。よし、わかった。やろう。何でも聞いてくれ。何でも話す。

●平林総長は「羊たちの沈黙」ではない。

さる では、いきます。
中川 はい。
さる ええ、いきなり核心に迫りますけど、なんで、こんなにこじれてるんですか?
中川 というと?
さる だって、立て看を出しただけで退学なんてどう考えてもおかしいじゃないですか。とても正気の沙汰とは思えません。法政大学はいったい何を考えているんでしょうか?
中川 さるやま君はどう思っているのよ。
さる 平林さんでしたっけ、総長は。中川さんの母校の総長をこう言ったら失礼なんですけど、37人もの逮捕者を出しながら平然としているなんて「羊たちの沈黙」としか思えませんよ。私から見ると平林総長はキモい存在です。
中川 なるほど。第三者からはそう見えるのか。戦っている学生さんはどう見えるの?
さる 言論の自由を守るんだー、っていうのはわかりますし、言論の自由のために戦ってくれるのはけっこうなことなんですけど、逮捕、退学を覚悟で立て看を出し続けるっていうのは、なんかすごすぎちゃって。
中川 すごいよな。彼ら、せっかく立て看をつくってもすぐ撤去されるっていうんで、最近は立て看を持ち歩いているんだよね。立て看を抱えながらキャンパスをうろうろしてるんだ。あれにはおれもすごいと思った。
さる そうなると「立て看」とは別ものですね。なんでそこまでやるんでしょうか?
中川 さるやま君はどう思っているのよ。
さる 中川さんの後輩をこう言っては失礼なんですけど、「ターミネーター2」なんじゃないかと。
中川 なるほど。この問題、第三者の目には「羊たちの沈黙vs.ターミネーター2」って感じに映るんだ。
さる この世のこととは思えないんですよね。話がいっちゃってて。
中川 なるほど。それで、支援が今ひとつ広がらないんだ。
さる だって、言論弾圧はいけない、なんて当たり前な話でしょ。それなのにこんなにこじれるなんて絶対におかしいですよ。「言論弾圧」というのは表向きで、実はもっと深い何かがある、と勘ぐるのが普通だと思います。
中川 表向きってわけじゃあないんだよな。
さる じゃあ、「羊たちの沈黙vs.ターミネーター2」なんでしょうか?
中川 これはきっぱりと言っておきますが、断じてそういう問題ではありません。
さる では、平林さんは「羊たちの沈黙」ではないんですね。
中川 そうです。
さる 学生は?
中川 血も涙もある人間です。断じてターミネーターではない。

●「影の総長」と呼ばれる男

さる じゃあ、なんで、ここまでこじれたんでしょうか?
中川 こういうと教授からも学生からも怒られるかもしれないんだけど。
さる それ、それ、それを言ってください。
中川 ここまでこじれてしまったのは、自分たちが「国策派」の手の平の上で踊らされているってことに気づいてないからだと思うよ。もちろん、中には気づいている人もいるんだけど、わかってない人が多い。それが混乱に拍車をかけている。
さる 国策派って何ですか?
中川 法政大学を国策に沿った形で再編しようとしている人たちだよ。具体的には、いま、「第三者評価委員会」で委員長をやっている児玉幸治(こだま・ゆきはる)さんとその一派。ここに名前が載っているよ。
さる 児玉さん、「(財)日本情報処理開発協会会長、元通商産業省事務次官」ってありますね。なるほど。これは、国策派だ。国策そのもの。
中川 正真正銘のエスタブリッシュメントだな。
さる 第三者評価委員会の委員長って何をやる人なんでしょうか?
中川 一言でいえば、ああせい、こうせい、こんなんじゃだめだ、と総長や理事に説教をする人です。一部の理事はこの児玉さんを「影の総長」と呼んでいるみたいだから、絶大な権力をもっているんでしょう。
さる 「影の総長」なんてすごいですね。どういう人物なんでしょうか?
中川 どういう人物かはよく知らないけど、ここに名前が載っているくらいだから、堅物じゃあ、ないんじゃないのか。
さる あ、本当だ。「その他」のところですね。
中川 うん、影の総長はノーパンしゃぶしゃぶがお好きなようだ。

つづく

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コメント

「しんぶん赤旗」の不破哲三先生インタヴューは読んだことないので較べられませんが、中川文人氏独占インタヴュー、面白いです。

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