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<独占インタビュー 4>統一OB会の中心人物、中川文人氏に聞く 聞き手:詩人・さるやまさるぞう

法政大学では何が起きているのか(最終回)

「無念」と言ったきり黙りこくってしまったさるやまに、中川が声をかけます。

●法大をわれわれの手に取り戻す!

中川文人(以下、中川) さるやま君、どうしたの?
さるやまさるぞう(以下、さる) いやあ、なんていうか、今回の言論弾圧事件の背景にはいろいろあるんですね。
中川 今回の事件は、法大の「国策大学化」という大きなドラマの最終章ってところなんでしょう。
さる 学生も、ただ単に立て看にこだわっているわけではないんですね。
中川 そうです。この闘争は、言論の自由を守るための戦いだけど、同時に「法大をこのまま国家に渡すのか、それともわれわれの手に取り戻すのか」という戦いでもある。われわれOBがしゃしゃり出てきたのも、この戦いがそういうものだから。第三者にはこじれているように見えるかもしれないけど、問題の本質は極めて単純です。
さる 敵は国家なんですね。
中川 そうです。国家の暴走を止めるために学生たちは身体を張って戦っているんです。だから、おれたちも応援している。これが、単なる学生と教授のケンカなら見向きもしないよ。
さる 単なる学生と教授のケンカじゃない、ってことはよくわかりましたけど、なんで、文学部教授会は退学処分にしたんですか? 
中川 ある教授はこう言っていたよ。「私はもちろん処分には反対だよ。身体を張ってでもねえ、処分は阻止したかった。でもね、処分に反対したら教授会から処分権を剥奪すると脅されたんだ。私は考えた。教授会で反対しても理事会が処分するから意味はない。処分権を剥奪されたら、ますます教授会は弱体化する。苦渋の選択だったんだよ」と。
さる なんか言い訳くさいですね。
中川 まあまあ。
さる 法学部のほうの見通しはどうなんですか?
中川 「処分なし」にしたら国策派は法学部教授会に襲いかかってくる。そんなことはみんなわかっている。問題は、戦う態勢が整うかどうか。おれは、戦ってくれることを信じているけどね。
さる これが最終章ではなく、法大解放の第一章になるといいですね。
中川 本当だよね。

●子供の未来がよくなるなら何でもやる!

さる でも、中川さん、なんで、こうなるまで黙って見てたんですか?
中川 別に黙って見ていたわけじゃないよ。
さる じゃあ、何かやっていたんですか?
中川 いや、そうじゃない。本当に見てなかったんだよ。大学がこんなことになっているなんて全然知らなかった。だって、おれが大学にいたの、20年近く前だぜ。法政大学のことなんて忘れてたよ。
さる じゃあ、突然、目覚めたんですか?
中川 突然ってわけでもないんだ。最近はジョー・マジャールと酒を飲んでも、よく教育問題の話になったから。あの中学校はどうだ、とか、最近の都立高校はどうだとか。
さる お子さんのことですか。
中川 そうそう。おれたちにとっては大学の問題は子供の未来に関わる問題なんだよ。だから、無関心ではいられない。
さる OB会は子供の未来のために戦っているんですね。
中川 そうだよ。自分の過去なんてどうでもいいんだよ。過去のために何かやったって、過去は変わらないんだから。だけど、未来は変えられる。少しでも子供の未来がよくなるなら何でもやる。
さる いやあ、お父さんの鏡ですね。
中川 そう言われるのが何よりもうれしい。私は家族を愛しています。
さる すばらしい!
中川 よし、メシを食いにいこう。
さる そうですね。何、食べますか?
中川 しゃぶしゃぶに決まってるでしょう。

おしまい
(構成:マチルダ(ヨセフアンドレオン編集部))

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コメント

前の総長がひどいとは耳にしていたけど、ここまでひどくなっちゃうとはね。
自分も法政は若かりし時の水面下の思い出と封印していたけど、子供が大きくなった時に行かせたい大学がない時代、いやむしろ徴兵の時代になるんじゃ困ります。
もう関わりたくないのが正直なところですが、座して死を待つよりは…ですな。
昔みたいに体力はないけど、中年の意地を見せるとしますか。
その前にマッサージ機に乗らなきゃねぇ、ヨイコラショ。

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