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社会学部OB、Y.S氏のアピールを紹介します

2006年6月22日
Y.S
多摩サークル連合元副委員長
2000年、社会学部入学

法政に自由を取り戻そう

私は00年入学で05年に卒業したOBです。
現役時代は03年度から04年度に多摩サークル連合の執行委員を務めました。
また、市ヶ谷のサークルにも入っていまして、
今回の逮捕者の一人(後輩)とはそこで知り合いました。
私の後輩が逮捕され、不起訴なのにもかかわらず退学処分にされそうになっている。
そのような事体に驚くと共に、大学への怒りがわいてきます。

○ビラ巻き・デモ・学内に入るだけで逮捕ってなんだ?

被逮捕者は今回の一連の逮捕劇において、単にビラを巻く・デモをしただけでしょう。
それのどこに逮捕しなきゃいけない理由があるのか。理解に苦しみます。
そもそも、思想信条や表現の自由と言うのは,
幅広く認められなければならないと考えています。
私は逮捕者の方々の一部とは思想的に異なる考えを持っている人間ですが、
それでも彼らの考えは尊重するし、彼らがそれを発表するのを止めることはしません。
それが、民主主義だと考えています。
今回はそれを侵すばかりか、罪をでっち上げて逮捕に至る。信じられない事です。

○大学に警察を簡単に入れていいのか?

そして、大学はいつから警察と一体化して行動するようになったのか。
大学内には基本的には警察を入れないで、自らの力で学内を統治するのが
大学のあり方ではなかったかなあと考えるのですが、いかがでしょうか。
法政大学は自治を放棄してしまったと考えます。
私服警察官が学内をうろつく状況は、
学内の研究者にとってもいやーな事だと思うのですがどうでしょうか。
特に法政は労組関係や市民運動関係の研究に明るい方が多いと思いますが、
あなたの研究も見張られているかもしれませんよ。いいのですかね?

○表現の自由が脅かされている

6月12日発売のAERAや5月22日に発行された東京新聞に、
渋谷でサウンドデモを行なった人間が警察に狙い撃ちされ、
逮捕されたというニュースが掲載されています。
(詳細はhttp://mayday2006.jugem.jp/にあります)
彼らのデモは東京都公安委員会へ申請したデモであり、
平和的なデモで前年に同一の活動をしても何も言われなかったデモでした。
それが今年は急に弾圧され逮捕される事態になった。
今回の法政の逮捕劇はそのような警察の市民運動への弾圧の一つであり、
本来ならば大学はその流れと一線を画して、
警察に通報して学生を売り渡したり、立て看板規制やビラ規制をおこなうのではなく、
学生の表現活動を保護すべき存在だと考えるのですがいかがでしょうか。
それとも明治大学のように、将来は学生団体の学内での活動を監視し、
サークルが出した冊子の内容を検閲して学内活動を取り消すような
大学にしていこうとお考えなのでしょうか。

○学生との対話がない大学

市ヶ谷の学内状況はここ数年で大きく変わりました。
多くの規制が一方的に告知され、それに対して抗議の声をあげても、
その意見に全く耳を貸さないようになってしまったと聞きます。
今回の事件の直接的な原因となった立て看・ビラ規制も、
大学側の一方的な告知だと聞きます。
大学は学生をどのような存在だと考えているのでしょうか。
構成主体の一人だと考えているのであれば、もっと真摯に話を聞くべきだし、
「お客さん」としてしか考えていないにしても、お客さんの要望を聞いて、
最大限尊重していくのは当然の行動だと思うのです。
また、学生が卒業し子供を産み育てその子が大学にいく世代になった時、
学生の声を聞かないような大学に子供をいかせるだろうか。
卒業生は大学の最も重要な顧客の一人だと考えるがいかがだろうか。

○多摩の方々へ

多摩の方々は他のキャンパスの事だと考えているかもしれません。
しかし、既に理事会によって多摩と市ヶ谷の統合は進んでいます。
多摩の学生生活課は来年から市ヶ谷の学生部の下になります。
他の部局も市ヶ谷が本局という扱いになっていきます。
いままで良くも悪くも多摩と市ヶ谷はある程度独立した
存在であったのが、今後は市ヶ谷の中央集権体制となります。
今の市ヶ谷の状況を見てわかるように、強権的な手法が
多摩に直接的に降りかかって来るかもしれません。
市ヶ谷の問題だと思い、関心を持たないでいるといつのまにか・・・。
そのような状況にならないよう、共に声を上げていくべきではないでしょうか。

○在学生へ

もし、今回の事態が自分達に関係のないことであると考える人がいるのであれば
それは誤りであると指摘したい。
今回の処分が通るようであるならば、それは大学にとって都合の悪いものは
いつでも処分できる体制を作り上げる事となる。
大学に対して不平不満があり、それをぶつけた時に同じように
されるかもしれない危険性を孕んでいる。
想像力を持って今回の事態に関して考えていただきたい。

そういえば先日、正門前でこの問題のビラを巻こうとした私に
ある学生部職員はこう言いました。
「もう、学生部にこないでね。」
この問題に関わるだけでも許さないという姿勢が見えました。
別にOBなので学生部にいく必要ももうないのですが、
ある程度話が出来た学生部の職員の方に言われたのはショックでした。
本人の意思で出てきたのか安東学生部長を始めとする上からの
指示なのかはわかりませんが、今の法政の言論の自由のなさ、
法政のおかしさが表れた言葉でした。

今からでも間に合います。法学部生への処分を行なわず、
文学部生への処分を撤回すべきです。
学生・教職員の方々も是非今回の問題へ興味を持ち、抗議の声をあげてください。
よろしくお願いします。

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コメント

「平林総長及び安東学生部部長 殿
前略。
 6・19において法大構内において待ち伏せしていた公安警察20名による学生4名の逮捕に抗議します。
貴職らは、この逮捕劇に関して、一切の説明を拒否し「知らない」の一点張りで逃げ切ろうとしております。
しかし、そのような行為は自らの行為の正当性を否定するだけです。
 もし、本当に「知らない」のであれば、公安警察は当局の許可無しに大学構内に侵入したわけですから、
即刻、「建造物侵入」で20名の公安警察官を告訴すべきです。
 何故、学生を「建造物侵入」で延べ37名もの学生らが逮捕された事態を正当化しておきながら、公安警察が
「建造物侵入」という違法行為を告発しないのか、納得できません。
 貴職ら受験生に向けてのHPに「自由の法政」を謳い文句にしておきながら、立て看規制に反対する学生の
言論・表現の自由を認めず、公安警察を導入して弾圧しました。この行為は明らかに「自由の法政」をエサに
受験生を騙し、高い受験料や入学金・授業料を騙し取ろうとする詐欺行為に等しいと考えます。
即刻、「自由の法政」の文字をHP上から削除することを強く要求するとともに、今年に入り延べ37名の逮捕者を
出した事実を受験生に対して明らかにする義務があります。

 貴職らの一連の暴挙に対しては、全国の多くの人々が怒りの声を挙げ「法政を日本のファルージャへ」という
スローガンのもと徹底抗戦を呼びかける法大OBに賛同の声が寄せられています。
 このような事態をもたらした責任は、貴職らを始めとする法大当局にある事は、誰の目からみてもあきらかです。
即刻、文学部学生への退学処分を撤回し、法学部学生への退学処分を行わないことを確約し、一連の暴挙
に対して謝罪を要求します。                                           〇〇市在住会社員
             〇〇 〇〇」
 なるメールを法大学生部に送付しました。全国の皆さん、怒りの声をメールで送りましょう。

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