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メモ ヴァルドルフ学校教育の基礎

当初十歳くらいだったエルンストは水頭症でほとんど白痴に近く、一家の心配の種でした。ウィーン中のどの医者をたずねても良い結果が得られず、頭痛を訴え、無気力な状態で動物のように台所の屑入れに頭をつっこんで残飯を食べたりするこの子の中に、シュタイナーは隠れた偉大な魂を発見したように感じました。彼は両親にこの子のことを自分に一任するように頼みました。そして心理学、医学、治療教育学を研究しながら、短時間に可能な限り効率のよい勉強をする一方で、発達心理的に単純なものから複雑なものまで、順を追って遊びを徹底してこの子とやりました。こうしてエルンストは驚くべき成長をい遂げ、後に医者になりましたが、この経験が後のヴァルドルフ学校教育の基礎になったのです。
『若きシュタイナーとその時代』高橋巌著
シュタイナー教育の根強さの根源について、いままで漠然としていたものが腑に落ちた感じ。

若きシュタイナーとその時代

投稿者 suemura : January 13, 2007 08:37 PM

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