巻上さんインタビュー
巻上公一のインタビュー記事を読みました。
巻上さんというと、ここ数十年はソロパフォーマー(?)として神出鬼没な人という印象。ヒカシューのほうもずっと続いていて、13年ぶりのアルバムをだしたばかり。
インタビューは、「こんな経歴があったんだ」みたいな発見もあって楽しめます。昔ロンドンの即興劇団にいたころ、音楽はヘンリーカウで、「どんなパフォーマンスだったの?」という質問に答えて-
劇場を2トントラックで持ってきた枯れ葉でいっぱいにしてね。人がずーっと1時間くらい枯れ葉のなかに埋まってる。で、出てくる、みたいな(笑)。これとか、本人の口から聞かされると、かなり爆笑ものかも。
で、「即興でうたを作るというのはどんな感じ?」みたいな話の流れでこんな発言がありました。
バンドにはバンドの人格というか、「バンド格」があるはずなんですよ。メンバーが集まると知らないうちにできてる。ヒカシューだと、「うわー、ヒカシューって変なバンド」とみんな思うでしょ。それもひとつのバンド格なわけよね。それが自分の個性や音楽的な趣味を超えてないとダメ。そうじゃないとバンドではなくて、ただのセッションとかになっちゃう。これは単にソロとバンドの違いみたいな次元を超えて、表現の場での「個」のあり方みたいなニュアンスとして伝わってきます。
ここでいう「バンド」は、「会社」とか「ブランド」でもいいし、究極的には「個人」にも当てはまってくる。かなり深い話だと思いました。
投稿者 suemura : November 12, 2006 09:54 PM
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