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大病院のオープンシステム

(3)大病院の分娩室を“開放” より

産科医不足の今、お産を大病院に集約する動きがあるが安全と妊婦の安心を両立できるとして注目を集めているのが、「オープンシステム」だ。

(中略)

同システムは、病院の分娩設備や人員を地域の開業医に開放するもの。米国のシステムにならい、開業医は自分の医院で妊婦健診のみを行い、お産は病院に出向いて指揮を執る。

妊婦検診はするけど、出産は行っていない開業医に、大病院の分娩設備と人員を開放するということみたいです。

具体的なケースとしてはこんな感じ。

大阪府池田市の主婦加藤真由美さん(35)は今年4月、このシステムで二男を出産した。妊婦健診は大阪府豊中市の開業医、千葉喜英さんのもとに通い、陣痛が始まると大阪厚生年金病院(大阪市)に入院。千葉さんは外来診療の合間を縫って何度も病院を訪れて加藤さんを励まし、最後は分娩(ぶんべん)室に入って赤ちゃんを取り上げた。

長男(9)を国立病院で産んだ時の主治医が千葉さん。「その後開業した先生の医院は健診のみ。でも、健診からお産まで一貫して担当してもらい、安心できました」

でも、こういうケースというのはそんなにあるものなの?と思ってたら、ちょうどこんな記事もみつけました。

「産科」掲げても35%出産扱わず・学会調査

日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)は14日、産科や産婦人科を掲げる医療機関のうち、実際に出産を扱っているのは約65%に当たる3063施設で、常勤医師は7985人とする初の全国調査の結果を発表した。

厚生労働省の調査を基にした推計(5000施設以上、1万1000人以上)を大幅に下回った。

(中略)

産科、産婦人科のある病院(20床以上)と有床診療所は計4740施設あった。このうち出産を扱っているのは1280病院、1783診療所の計3063施設(約65%)。残る1677施設(約35%)は、妊婦健診は行っていたが、出産は扱っていなかった。

妊婦健診は行っていたが、出産は扱っていなかった1677施設(約35%)が、オープンシステムの恩恵を受けるということになるんでしょうかね。出産を扱わない産科がこんなにあるというのは知りませんでした。ちょっとびっくり。


投稿者 suemura : June 15, 2006 09:45 PM

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